集落による集落のためのシンクタンク

みんモビプロジェクトをご視察いただきました!

10月 4, 2017

地域を支える人材の支援・育成集落・組織の課題解決 美作市

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先月28日、昨日10月3日と、みんなのモビリティプロジェクトをご視察頂き、取組みの報告や活発な意見交換を行わせていただきました。
9月28日は国交省自動車局環境政策課、中国運輸局自動車技術安全部、岡山運輸支局、トヨタ㈱技術部の方々にお越しいただき、プロジェクト説明・超小型モビリティについての意見交換、その後上山集落内をコムス試乗という形で応対させていただきました。
プロジェクト概要、岡山大学との共同研究、住民共助の取り組みなどを石原より一通り説明させて頂き、その後質疑応答という流れでした。
コムスに限らず上山地域内でどのように移動が行われ、どの乗り物が使われているか、その状況下でコムスが果たしている役割は何か。望ましい超小型モビリティは?それはどういう位置づけであるべきなのか、といった、自由闊達な意見交換が成されました。
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昨日の3日は、みんなのモビリティプロジェクト助成元の、トヨタモビリティ基金事務局長・トヨタ㈱副社長永田氏にお越しいただき、当プロジェクトの説明と意見交換、その後定番のコムスによる棚田ツアーにて、コムスが活躍する地域の現状と集落道を見ていただきました。
プロジェクト概要、棚田団、みんけんの簡単な紹介のあとに、地道なヒアリング調査や収集データの分析、コムスを利活用する中で見えてきた、中山間地域における移動の課題解決を、①地域住民が買い物や病院などに「行く移動」と、②その住民を支える医療関係者や生活物資を繋ぐ移動販売車などの「来る移動」に分けて考え、その組み合わせて移動課題の解決策を検討していくことの大切さを中心に、このプロジェクトを進めるチームを構成する、しちゃろう会(えっちゃん・明先生)、美作市英田支所の皆さん、玉井さんや十時さんといった専門職、そして棚田団より、代表井上さん、梅谷さん、水柿さん、小磯さん4名を中心に、各取組の内容や想いをお伝えしました。
その後の質疑応答では、特に興味を持っていただけた点、このプレゼンを受けて、どのようにトヨタ社内で生かしていくかと言ったご感想、同じくモビリティプロジェクトに取り組んでいる愛知県の足助の事例との違いの話、また途中駆けつけてくださった岡山トヨタ梶谷社長よりご助言も頂きながら、意見交換をさせていただきました。
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2件のご視察の受け入れを終えて色々と感じ、考え、反省するところもありますが、それらを本当に多様なメンバーによるチームでこなしていけているところが、日々の積み重ねの最大の成果ではないかな…と、閉会後に差し入れのおやつをほお張るみんモビメンバーの面々をみて感じました。
これからも『みんなのモビリティプロジェクト』をよろしくお願い致します!!
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