集落による集落のためのシンクタンク

中山間地域フォーラムへ登壇させていただきました。

7月 12, 2021

県外 はぐくむ

7/10(土)中山間地域フォーラム:設立15周年記念シンポジウムへ当法人から阿部が登壇させていただきました。

 

近年総合的な農村政策の必要性が再認識される中、「新たな農村政策の在り方検討会」などが立ち上がり「しごと」「くらし」「活力」という3つの柱で話し合いが進められています。

今回のシンポジウム「新たな農村政策を問う~農村初イノベーションは広がるか~ ー現場からの報告ー」がテーマであり、私たちは地域住民主体の課題解決の観点からお話しさせていただきました。

 

「農」というテーマは一つでも、地域が抱える課題は多種多様で、課題も解決方法も地域の数だけありますが、今回はこれまでに関わらせていただいた地域で特に高梁市宇治地区と久米南町山手地域のチャレンジをお伝えさせていただきました。

地域の主体形成から課題解決までの道のりは長く、容易なことではありませんが、ひとたび地域が動き始めることで、地域の課題と地域資源を掛け合わせることで、自然とイノベーティブな取組が生まれていると感じています。

 

私たちはじめ支援者はイノベーションを生み出す土壌作りと、そのチャレンジを適切に安全に始められる仕組み・ルール・支援策などを検討することが重要な役割だと考えています。

こうした点から、行政庁内で連携して地域の様子や課題の把握、それに対応できる解決策を共同で見つけることも必要で、そういった事例も紹介させていただきました。

 

このような会で、改めて私たちの活動について振り返り、また、他団体のみなさまや参加者のみなさまの貴重なお話しを共有する機会が得られたことに、とても感謝しています。