集落による集落のためのシンクタンク

倉敷市でまちづくりについてお話してきました!

9月 24, 2017

集落・組織の課題解決 倉敷市

9月23日(土)に「本荘(ほんじょう)地区活性化推進協議会 発足式」で、みんなの集落研究所の阿部が、「持続可能の地域を目指して~地域づくりは何のため~」と題してお話をさせていただきました。
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本荘地区は倉敷市の南部にあり水島臨海工業地帯に隣接し、東に山、南に海を臨む南北6㎞の地域です。
地区内には、社会福祉協議会はじめ、コミュニティ協議会、環境衛生協議会、民生委員・児童委員協議会、愛育委員会、栄養改善協議会、交通安全母の会、婦人会、老人会があり、それぞれの活動に加えて、お餅つきやお飾りづくり、避難訓練や防災・福祉の出前講座といった、まちづくりにつながる活動も活発に行われています。
さらには、自治会・地域グループでも盆踊り大会やウオーク大会、健康・福祉のサロン活動、ふるさとマーケットも開催され、さまざまな団体がいろいろな活動をしている、まちづくり活動が地域に根付いている地域です。
しかし、2015年には高齢化率が30%を超え、このままでは少子・高齢化で地域を担う後継者がいない過疎の地域になってしまうのではないか…。そういった課題を地域全体で解決していくために、地域の団体が集まって「本荘地区活性化推進協議会」を作ろう! ということで、地区の団体から総勢100名が集まっての発足式でした。
このお話の前には、防災の講演もありお疲れだったと思いますが、データの部分では身を乗り出して聞いて下さる方もあり、地域のみなさんの真剣さが伝わってきました。
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講演会の後には規約や役員の承認も行われるなど、まちづくり活動を準備し、人を集める力がある地域です。地域内での活動も多岐にわたり、新しいことも展開。今後これをいかに進めていくのか。注目していきたいです。