集落による集落のためのシンクタンク

地域の暮らしを観光資源に。10月26日(金)クールな田舎の作り方を一緒に学びませんか?

9月 28, 2018

地域を支える人材の支援・育成 岡山市 おこすおしらせ

みんなの集落研究所で運営をお手伝いさせて頂いている、岡山市地域活力創出担い手育成塾。地域を舞台としたビジネスで、既に多くの実績を残されている地域おこしスペシャリストの方々を講師にお招きしての講演会と、伴走支援付きでコミュニティ・ビジネスの基礎をみっちり学んで頂ける起業入門セミナーの2本立てで運営されていますが、その地域おこしスペシャリスト講演会の第2回『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』を10月26日(金)に開催致します。

ゲストには、インバウンド観光の先駆者で、総務省 地域力創造アドバイザー、内閣官房 クールジャパン・アンバサダーなども務められている、株式会社美ら地球(ちゅらぼし)の代表取締役 山田 拓(やまだ たく)氏をお迎えし致します。

山田氏は、大学を卒業後、コンサルティング会社に就職し、東京やニューヨークで勤務されましたが、30歳を前に「より広い世界を見たい」とご夫婦で世界一周の旅に出発。その旅で、南米やアフリカの地方部などを中心に巡られる中で、その土地ならではの暮らし・風土が残っている光景に感銘を受け、ご自身も日本へ戻ったら地方部に住みたいと思うように。そして帰国後、縁あって現在住む飛騨古川に家を構えられることとなり、その地でサイクリングツアーを始めることになり、株式会社美ら地球の歩みをスタートされました。

地域に飛び込まれ、様々な苦労をされながらも、持ち前のバイタリティとコミュニケーション力、そして前職で培われたコンサルタント的戦術
戦略立案スキルで、事業を成長させてこられました。その歩みにつきましては山田氏著書『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』に詳しくありますので、是非講演会までにご一読頂ければと思います(私も拝拝読しましたが、オススメです!)

今後の展開について、山田氏はインタビューでこう話されています。

「株式会社美ら地球としては、2020年で立ち止まることなく、その先へ進んでいきたいと考えています。これまでは、「クールな田舎をプロデュース」のコンセプトの下に、「飛騨地域をクールにする」ことに取り組んできました。そのことは今後も続いていきますが、2020年に向けては、より舞台を広げて、「日本の田舎をクールにする」こと、そして2025年に向けては、「世界の田舎をクールにする」ことを目標に取り組んでいきます。」(観光文化232号 January 2017 より抜粋)

また、地域が秘める可能性と役割についてもこう語られています。

「旅行はある意味ぜいたく品の側面もありますし、都市住民のほうが生活に余裕があることが多いことを考えると、普段と違う環境に身を置きたい、そうした場所に訪れてみたいといった旅行ニーズの先は、おのずと地方部になってきます。田舎、農山村のデスティネーション(旅行先)としての可能性、価値はとても高いと感じています。また、美ら地球でこれまで取り組んできた「その土地の暮らし・風土を感じることのできるツアー」を作り上げる手法は、飛騨地方でしかできないものではなく、普遍的に展開が可能なものと考えています。」(観光文化232号 January 2017 より抜粋)

いかがでしょうか。山田氏のお話を通じて、きっと皆さんの地域でも観光について始められる取り組み、またその種になるものを見つけて頂けるのではないかと思います。
是非この機会をお聴き逃し無く!

内 容:「外国人が熱狂するクールな田舎の作り方」
日 時:平成30年10月26日 金曜日 18時40分~20時40分
場 所:岡山国際交流センター8階イベントホール (北区奉還町2丁目2番1号)
人 数:先着100人(参加無料)

※事前の申し込みが必要です。また、お車でご来場の方は岡山国際交流センター周辺の有料駐車場をご利用ください。
申込は10月18日(木)までに以下の内容を記述して、Email chiikikatsuryoku2018@vis-a-vis.co.jp
もしくは Fax 086-234-9532 にてお申し込みください。
申込内容「申込代表者氏名、参加人数、住所、連絡先電話番号、FAX番号、メールアドレス(FAX、メールはご利用可能な方)」
問い合わせ:地域活力創出担い手育成塾運営事務局(株式会社ビザビ内 担当:稲村・神田) 電話 086-224-7171(平日9:30-18:30)