集落による集落のためのシンクタンク

玉野市の「集落での話し合いの進め方研修会」に行ってきました!

11月 17, 2020

地域を支える人材の支援・育成 玉野市 ささえあうつなぐはぐくむ

11月10日に玉野市で「集落での話し合いの進め方研修会」が開催されました。参加者は玉野市の農業委員さん・農地利用最適化推進委員さん22名の皆さんで、みんけん阿部が講師を務めさせていただきました。

現在農業では、全国的に後継者不足による担い手の減少や耕作放棄地の増加が課題となっており、地域で農地を将来にわたって守っていくための課題やその対策について話合いを行っていくことが必要となっています。
しかし、実際に集落で話合いを進めるのはとても難しく、「何をしたらいいのか分からない」「どんなふうに話合いを進めていったらいいのか?」という疑問を解消すべく研修会が開催されました。

今回の研修会では、地図ワークで手を動かしながら話合いを進めていく具体的な手法をお伝えし、前で地図に実際に描いてデモンストレーションを行いました。地図ワークで話合いを進めていくと、「手を動かすことで、考えられるようになる」「一人一人が持っている情報を合わせて見える化できる」「今後をシミュレーションしてみることができる」「だんだん意見が言える雰囲気になりみんなで考えたいことや個別に聞くべきことが見えてくる」など効果は絶大です。
参加者の皆さん、うんうんと頷きながらメモをとり、しっかり見て聞いてくださいました!

感想・これからできそうなことの共有では、
「話し合いの進め方や手法がよく分かった。実際人を集めてやっていくのは難しいが、人・農地プランの実質化を進めていき農地集積・集約化をしていかなければいけない。」と前向きな意見が多数出ていました。
また、「まず人を集めることが必要」「非協力者にどう理解してもらうか」など活発な意見も交わされており、集落での話合いが進む第一歩となったと思います。

今後の皆さんの活躍が楽しみとなる会となりました♪