集落による集落のためのシンクタンク

中国5県中間支援組織連絡協議会主催「春の合同研修」

4月 26, 2023

おこすささえあうしらべるつなぐはぐくむまもる

4月21日(金)と22日(土)の2日間にわたり、岡山市北区のみはらし会議室(北長瀬未来ふれあい公園・管理棟2階、JR北長瀬駅より徒歩8分)にて、中国5県中間支援組織連絡協議会主催の「春の合同研修」現場最前線で中間支援組織として働き・経営してきた講師が教える中間支援組織人材学校が開催されました。会場のみはらし会議室は、3月にオープンしたばかりの公園に囲まれたガラス張りの解放感あふれる会議室で、大変気持ちよく学ぶことができました。
参加者の中には、中四国からだけでなく遠路近畿や東京からいらした方もあり、皆さん活発に交流・意見交換されていて活気あふれる会場となりました。コロナの影響により、会場とオンラインとのハイブリッド開催の続いた本講座ですが、今回は会場現地での開催とのことで、みんなの集落研究所のスタッフも皆現地参加し他団体の皆さんとの交流をさせていただきました。

 

 

また、今回の合同研修は、スタッフ向けのAコースとマネージャー向けのBコース2つのコースに分かれておりましたが、みんなの集落研究所からはそれぞれのコースに代表と研究員3人が講師として登壇させていただきました。
Aコースでは、地域組織やNPO等のプロジェクト支援をどう進めるか、というテーマで、岡山NPOセンタースタッフの野崎麻衣さんと一緒に、研究員の三村雅彦と小野賢也が現場で頑張る中間支援組織の先輩(若手)として登壇、「関係性・人脈・立ち位置形成」「先読み・提案・探求」「見通し・設計図・手順化」について解説、参加者の皆さんには実践的なワークで学び合っていただきました。

Bコースでは中間支援組織が地域で連携を広げていくためにはリーダー自身の人脈形成や立ち位置形成が重要だが、それをどう実現しているのか。やまぐち県民ネット21の伊藤彰さんと一緒に、代表執行役 石原達也と首席研究員 阿部典子が座談会形式でお話させていただきました。

夜は、19時から、G7労働大臣会合に合わせ、SDGsネットワークおかやまの企画で「勝手に前夜祭」~「働く」に関する課題をもっと知ろう・考えよう~でした。認定NPO法人子どもシェルターモモNPO法人吉備たくみ会岡山市ひとり親家庭福祉会認定NPO法人ポケットサポート認定NPO法人AMDA社会開発機構から、それぞれ利用者の方々にどんな「働く」に関する課題があるのかを説明していただきながら、具体的にどのようにサポートをされているかをご紹介していただきました。

 

6月は小規模多機能自治推進ネットワーク会議主催の「初夏の陣~小規模多機能自治 インタビュー&課題共有/解決研修」が開催されます。
オンラインで開催され、中間支援組織の方だけでなく一般の方も参加が可能とのことです。申し込み締め切りは6月12日。詳細はこちら→https://blog.canpan.info/iihoe/archive/460

全6回の勉強会で、各回異なるゲストが、それぞれ実践されている取組についてご紹介してくださるようですので、この機会にご参加をおススメいたします。
ゲスト予定:岡山県美咲町青野高陽町長
(特)みんなの集落研究所 阿部典子
(一社)高根コミュニティラボわぁら(新潟県村上市)鈴木信之さん
(特)ほほえみの郷トイトイ(山口市)高田新一郎さん
富山県南砺市田中幹夫市長
(特)都岐沙羅パートナーズセンター斎藤主税さん