集落による集落のためのシンクタンク

自主防災リーダー研修会~基礎編~を実施しました!

11月 26, 2025

地域を支える人材の支援・育成 備中県民局管内備前県民局管内美作県民局管内 はぐくむまもる

岡山県危機管理課の主催する「令和7年度岡山県自主防災リーダー研修会~基礎編~」について、3県民局それぞれの研修会の企画・運営をみんなの集落研究所が行いました。

 

10月4日(土)はライフパーク倉敷で、弁護士の永野海氏を講師に招き「災害に関する保険や支援制度・災害対策基本法改正のポイント」と題した講義と、演習として生活再建ゲームを行いました。
被災後の生活再建に活用できる制度をカードゲームを通して学ぶことでハードルを低く始めることができ、演習では各グループで盛り上がりながら取り組んでいる様子が見られました。
演習を通して講義内容を深く理解することができ、被災した際の復興支援制度など具体的な知識も持ち帰ることができたようです。

 

10月11日(土)は津山総合福祉会館で、真備町二万地区の神崎均氏による平成30年西日本豪雨の際の地域の動きや避難所運営についての講義があり、当時の写真を振り返りながら倉敷市二万地区での被災当時の避難所の状況や地域が主体になった運営の工夫についてお話しいただきました。
その後は京都大学防災研究所の畑山満則氏を講師に、避難所運営シミュレーションゲームを行い、「登場人物の性格を読み取り、それぞれの特性を活かしながら避難所運営を体験する」というリアルな難しさを皆さん感じながら演習に取組まれていました。
各グループの発表内容を受け、多様な視点で避難所運営を考えていくことの大切さを感じたといった声もありました。

 

10月18日(土)にはきらめきプラザで真備町岡田地区の岡野照美氏にご登壇いただき、平成30年西日本豪雨を倉敷市岡田地区がどのように乗り越えたかについての講演をしていただきました。
地域で力を合わせて災害を乗り切ったお話は、場所は違えど同じ豪雨を経験した参加者の皆さんにも響いているようでした。
続けて岡山NPOセンターの詩叶純子氏による災害時のボランティア人材マッチング演習を行いました。
ボランティアセンターのサテライトの機能や災害時の現場でどのような作業が行われているかについて学び、被災者からの複数のニーズに対してそれぞれどんなボランティアを派遣するかについて運営者の目線で考えました。

 

12月7日(日)には応用編の研修会も開催予定で、その様子は後日このホームページでもご紹介します!
参加申込も12月3日まで可能なので、興味関心がある方はお気軽にお申し込み、お問い合わせください!

▼申込フォーム▼

https://forms.gle/q8uVEkcKub3gio5w9