集落による集落のためのシンクタンク

第5回情報交換会 空き家対策現地視察バスツアー 美作市梶並地区

3月 11, 2024

地域を支える人材の支援・育成集落・組織の課題解決 美作市美作県民局管内 ささえあうしらべるつなぐはぐくむ

令和6年3月7日(木)に地域運営組織の相互交流による地域課題解決支援事業の第5回情報交換会を岡山県美作県民局様との協働し、美作市梶並地区にて開催しました。

これまでの情報交換会ではリージョンセンターにて一同に会して、事例紹介を先進地地域から行っていただく方式でしたが、今回初めて現地視察で学ぶ課題解決の取り組みとして、梶並地区活性化推進委員会様の空き家対策を中心に視察のコーディネートをさせていただきました。

視察当日は美作県民局で集合し、大型バスに乗り、向かったのは美作市高齢者福祉センター「やまゆり苑」です。

参加者は、美作県民局管内の地域からの22名、行政7名でした。

まずは、参加者の自己紹介の後、梶並地区活性化推進委員会の富阪会長より会の取組みについてご説明いただきました。 梶並地区活性化推進委員会として、梶並地区の課題に美作市と一緒にどのように取組んできたか、お試し住宅の委託管理、空家管理サービス、広報のかじかつだより、耕作放棄地を活用してそばやこんにゃくの栽培を行っているファームかじかつなどの事例をお話いただきました。

質疑応答の後、美作市お試し住宅2号棟の見学へ向かい、お試し住宅2号棟の家の内外を説明していただきながら、実際に管理サービスを行う時の時間や体制はどうしている?仏壇がある場合はどうしている?管理サービスの利用者からはどんな声が上がっている?といった質問が上がっていました。 その後、数件隣(お試し住宅2号棟から徒歩2分)の、空き家管理物件も見学させていただきました。

バスでやまゆり苑にもどり、参加者同士で4~5人の組になり、感想共有や意見交換を行い、自分の地域でも住職さんと連携をして家に関する困りごとを相談を受けることができる体制を作りたい、梶並地区を参考にして管理サービスの仕組みを考えてみたいといった声が上がりました。

うまいもん商店街にも出店いただき、今回も快く視察を受入れていただいた、梶並地区活性化推進委員会の皆さま、ありがとうございました!大変お世話になりました。